デザイナーであるベス・ニールセンの根底にある上質なものを大切にする精神は、インドカディとの出会いから培われてきました。彼女はその文化に寄り添い、守り育てることをライフワークとしています。
アート、デザイン、そしてファッションにも近く身をおいた彼女独自の視点で、暮らしの営みとして受け継がれているインドカディの底知れぬ美しさを、テキスタイルとしてだけでなく衣服として表現しています。
上質な素材感と纏う心地良さを追求するがゆえに、手紡ぎ、手織りに拘り、長きに渡り手掛けてきたコレクションは、彼女の類いまれなる審美眼によって選び抜かれたインドの職人たちの美学を感じることができます。
